IT系フリーランスのよくある失敗事例まとめ【あなたは大丈夫?】

こんにちは。本メディアを運営しているストラテジーテックコンサルティング編集部です。

フリーランスのメリットを存分に活用して楽しく働いているIT人材もいれば、一方で

「フリーランスになったものの全然仕事がない…」
「失敗ばかりで上手くいかない」

と、IT系フリーランスになって失敗した方が多くいるのをご存知ですか?

今回は、フリーランスIT人材の失敗事例を確認しつつ両者の違いを徹底解説しました!

POINT
この記事を最後まで読めば「よくあるIT系フリーランスの失敗」にあなたが当てはまってないかをチェックできます。
失敗を避けるために有効活用してください!

目次

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コンタクトアースマッチングはもう使っていますか?

近年、フリーランスの人口が増えすぎている

近年、フリーランスの人口が増えすぎている

昨今では、副業解禁や働き方の多様化が推し進められる中でフリーランス人材が急増していると言われていますが、統計によってかなりバラつきがあるのが実情です。

2019年7月に内閣府によって発表された分析・調査レポートでは、フリーランス(副業含む)は306万人~341万人にのぼると推定されています。

他方、一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会の「フリーランス白書2018」によると、国内フリーランス人口は1,000万人以上にのぼるとされています。これは、国民10人のうち1人に値します。

失敗しないために知っておきたい!ITフリーランスの実態

フリーランスエンジニア・コンサルタントの実態

ではIT領域のフリーランス人口はどのようになっているのでしょうか?

フリーランス人口1,120万人のうちIT領域に携わるフリーランスは26%に当たる約290万人と推定されています。

やはり、IT人材はフリーランスという働き方と相性が良いため後者に転身する方が多いです。しかしながら、独立後失敗する人が多いのも事実です。

フリーランスとして独立後1年半が正念場!

フリーランスとして独立したばかり、とりわけ1年半が経過するまでは失敗を重ねてしまうケースが多いです。

働き方を変えたばかりで知らない・分からない事に遭遇する場面が多いので当たり前ではありますが…

増えすぎたフリーランスの中で生き残っていくためにも、実際のITフリーランス人材の失敗談を確認しておきましょう。

フリーランスエンジニア・コンサルタントになって後悔した失敗談

フリーランスエンジニア・コンサルタントになって後悔した失敗談

では、実際にフリーランスIT人材の失敗談をご紹介します。

SEの独立失敗談

独立する前に、準備をしっかりしておくことが大切だったと身に染みています。仕事の環境整備・コネクション作り・キャリアビジョンの明確化などを事前に行っておらず、独立後も他に時間を取られてしまいあやふやな状態が続いてしまって…そのような状態が長期化してしまったことが案件獲得にも響いてしまったんだと思います。【38歳/男性】

ITコンサルタントの失敗談

『独立したての頃、自身のキャパシティを把握しておらず、ついついなんでもかんでも案件を引き受けてしまっていました。結局体調を崩して、納期遅れが生じクライアントに迷惑を欠けてしまって…参画する案件の基準を明確化しておくべきでした。』【29歳/女性】

コンタクトアースマッチング公式サイト

あてはまったら危険!失敗しやすいITフリーランス人材の特徴6選

こんな人が危ない!失敗しやすいITフリーランス人材の特徴7選

失敗を何度も重ねてしまうITフリーランス人材には共通項があります。
ご自身に当てはまっている場合は見直すよう意識しましょう!

失敗パターン1.スキル不足であるにもかかわらずフリーランスエンジニア・コンサルタントに

単に、フリーランスとして独立するほどのスキルを有していない失敗ケースも。
当然ながら、スキル不足が顕著に表れていて失敗しそうなフリーランスコンサルタント・エンジニアに仕事を頼むクライアントはいません。

また、会社在籍時と異なり近くにアドバイスをくれる存在はいないため、あまりにもスキル不足な場合は残念ながら定額案件をこなしつつスキルアップを図っていくしかありません。

そのため、フリーランスとして独立する前に自身の市場価値を確認し、失敗しない安定した生活が可能かをあらかじめ見極めておくことをお勧めします。

失敗パターン2.フリーランスになった理由が明確でない

フリーランスは自らでモチベーションを保ちつつスキルアップしていかなければなりません。
しかしながら、そもそもフリーランスへ転身した理由が明確でない場合にはモチベーションを維持することが難しくなる可能性がとても高いです。

失敗を恐れて苦手な領域には手を出さず得意な領域の仕事のみ受け、その結果自身のスキルアップにつながらず、最終的には雀の涙程度の単価でしか仕事を見つけられなくなるといった状況は避けたいものです。

そのような失敗を避けるためにも「なぜフリーランスとなる必要があるのか」「今後どのような未来を描きたいのか」をしっかりと明確化してから独立することを強くお勧めします。

「なんとなく職場が楽しくないから」等の理由での転身はお勧めできません。曖昧な動機で始めてしまうと、モチベーションをキープしづらいことは想像に固くないでしょう。

失敗パターン3.マッチングサービスやエージェントを活用できていない

フリーランスという働き方の認知度が高くなるにつれ、IT領域に関わらずフリーランス向けマッチングサービスやエージェントが充実してきています。

これらサービスを活用することで営業に割く工数を削減できる他、クライアントとの間で問題が生じた時のサポートや独立・人脈形成支援等を行っていることも。
どのサービスも基本的には無料となっていますのでぜひ活用するようにしましょう。

なお、活用する上でマージンはしっかり確認するようにしてください。
殆どのサービスでは、報酬から手数料が抜かれる仕組みになっていることはご存じかとは思いますが、中には高額な手数料を抜く悪質な業者もいます。
そのため実際にどれだけ報酬として得ることができるのかを都度確認するようにしてください。

小さなことですが、ちりも積もれば山となります。いい加減な金銭管理は避けましょう。

POINT
フリーランスの案件さがしに人気・おすすめなのがコンタクトアースマッチングです。
無料で利用できるので最新の高単価案件を見逃したくない人は早めに登録を済ませておきましょう。

失敗パターン4.安価で仕事を受け続けてしまう

どんな仕事にも需要と供給の関係により適正価格が存在します。
しかし、時には知人だからという理由から安い報酬でお願いされる場面があるでしょう。

はじめの頃は、受けても問題ないでしょうが、中にはいつまでもそのような相手からみて都合の良い関係性が長期的に継続してしまうケースもあります。
ただの都合の良いフリーランスになる失敗を避けるためにも、自分へのメリット・デメリットをしっかり考慮してから「YES」または「NO」とクライアントに伝えることがとても大切です。

失敗パターン5.クライアントとのコミュニケーションが下手

フリーランスとして活動する上で最も肝となるのが”人脈”です。

中でもとりわけ重要な存在がクライアントでしょう。
案件参画後にクライアントとの綿密なコミュニケーションを避けるようであれば、相手側に不満が募っていき最悪な場合はあくまでも業務形態ですので途中で契約を打ち切られてしまう失敗パターンも。

一方で、深い関係性を築けた場合にはクライアントから新たな案件を紹介してくれることもあります。
失敗を避けるためにもクライアントとのコミュニケーションには細部まで注意を払うようにしましょう。

失敗パターン6.仕事の効率が悪い

フリーランスの多くは、効率の悪い仕事をしていても成果物を期日までに納品さえすれば、問題が生じない働き方でしょう。
そこでいかに効率良く仕事を回せるかで収入やワークライフバランスまでもが変わってきますが、状況に甘んじて効率良く仕事に取り組めないフリーランスもいるのが事実です。
そのような状況に陥ると、最終的には余裕を持てずパフォーマンスのクオリティが低下してしまいます。

なお、慣れない経理作業確などの雑務も本業を圧迫する原因となります。
外部の秘書サービスを活用するなどの対策を講じ、仕事の効率を上げるようにしましょう。

あなたはどう?成功しやすいITフリーランス人材の特徴4選

あなたはどう?成功しやすいITフリーランス人材の特徴4選

ITフリーランス人材として失敗しやすい方の特徴を確認してきましたが、一方で成功する方にも共通点が見られます。
以下の点を意識しつつフリーランスとしての更なる高みを目指しましょう。

成功パターン1.明確なキャリアビジョンを持っている

目の前のひとつひとつの案件に全力で取り組むことも大切ですが、長期的な視点で見た時にフリーランスとして成功したいのであれば明確なキャリアビジョンを持つ必要があります。
明確な将来なりたい像を据えることで、現在とのギャップに目を向け何が不足しているのかを考え、必要とされるスキルや経験の取得に早くから取り組むことが可能となります。

成功するためにしっかりと自身に向き合い、今取り組むべきことを明らかにする癖をつけるようにしましょう!

成功パターン2.納期を含む自己管理ができている

フリーランスとして安定的に案件を獲得するためには信頼を得ることがとても大切です。
クライアントからの信頼を積み上げていくことで、継続的に仕事を依頼されて初めてフリーランスとして活動していく基盤を築けたことになります。

当たり前のことですが、体調にも気をつけましょう。安定した収入を継続的に得るためにも納期含めた自己管理はフリーランスとして成功するために大切な”仕事”と言えるでしょう。

成功パターン3.エージェントと固い信頼関係が長期的に築けている

先ほども少し触れましたが、フリーランスとして成功するためにはマッチングサービスやエージェントの活用が肝になります。
さらに言えば、活用したうえで高額案件を獲得するために彼らと強固な信頼関係を築くことも大切です。

どれほどの関係性を築けているかで案件単価交渉や参画後のサポート、その他各種手続きのアドバイスにおいて差がついてきます。

しかしながら現在では、ITフリーランス人材を支援するサービスは多くあり、中には案件参画後はそれきりサポートを全くしないエージェントもいます。(※マッチングサービスは、通常マッチングのプラットフォームの提供のみです)

その様な中でも、正直に自らの弱みや参画したい案件を話せるエージェントと長期的に良好な関係を築くことがフリーランスとして活動するうえで成功するために極めて大切なことと言えます。

成功パターン4.コミュニティやセミナーに頻繁に参加している

フリーランスとしての成功には情報収集が必須です。

業界最新情報やトレンドを把握しない”やる気のないフリーランス”に案件は振ってきません。
また先ほどフリーランスに最も重要な要素の1つが”人脈”であることを先述しましたが、コミュニティ等に通うことは人脈を広げることにも繋がります。
場合によっては、クライアントを紹介してくれることも少なくありません。

コミュニティ等に積極的に参加する人材は、SNSなどで自身の近況を多くの人にシェアすることにも努めています。
ITエンジニアであれば、新たな言語を学んでいる時に発信したことで、フリーランス仲間の耳に入り仕事を頼まれるかもしれません。ITコンサルタントも同様です。

どこから受注につながるかは分からないのが実情ですので、成功するためにあらゆる機会を有効活用するようにしましょう!

失敗を避けるためにIT人材がフリーランスになる前にしておくべきこと

失敗を避けるためにIT人材がフリーランスになる前にしておくべきこと

最後にIT人材がフリーランスに転身する前に失敗を避けるためにしておくべきことについてご紹介します!

失敗を避けるためにしておくこと1.案件獲得先を複数確保しておく

IT系フリーランスの抱えている不安の大半が仕事の獲得でしょう。独立直後は慣れないことが多く精神的にも不安定な状況なため、そこに案件が決まらないといった悩みが積もると更に不安定な状況に陥りかねません。

精神的に余裕を持つためにも、エージェントを活用する、知人に声がけを行うなどしてあらかじめ仕事の獲得先を複数確保しておくことを強くお勧めします。

失敗を避けるためにしておくこと2.十分な貯金をしておく

中には、フリーランスへ転身後、案件が思うように獲得できず資金的に苦しくなり会社員に戻る人もいます。その様な失敗を避けるためにも、最悪な状況を考慮して十分な貯金をしておくと良いでしょう。

目安は1年間仕事をせずとも生活できる程度です。

また十分な貯金が出来ていないと、自己投資等あらゆる出費も必然的に難しくなります。
その結果、自身のスキルアップに歯止めを掛け人脈を広げるための機会も逃してしまうことも。

スキルアップやコネクションはフリーランスとしての飛躍を目指すのであれば、積極的に投資しておきたい部分です。
その様な意味合いでも十分な貯金をしてからフリーランスへ転身するようにしましょう。

IT系フリーランスのよくある失敗事例まとめ

フリーランスIT人材の失敗事例や失敗・成功する人の特徴をご紹介しました。

フリーランスとして働く上でうっかりミスを起こしてしまうことは誰にでもあることでしょう。
最も大切なことはミスを繰り返さないことです。

内省する癖をつけてフリーランスコンサルタント・エンジニアとして成功できるようにしましょう!

IT系フリーランスの方には案件さがしのコンタクトアースマッチングがおすすめです。
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